ポイント管理アイテム


 

ポイントサービスって色々な側面を持っているから、面倒に思うこともあるし、興味深いと思うこともある。


ポイント管理アイテム


|A.ポイント名

明確にポイント名をを付けているところもあれば、 単にポイントと呼ぶだけのところもある。また、ポイントと呼ばないでマイルなど特定用途を前提としたものもある。

|B.ポイントサービス名

ポイントサービス、ポイントプログラムなどの名称。

|C.ポイント運営業者

基本的に一つのポイントは1つの業者によって運営管理されているが、 変遷が頻繁で混乱させられる。

|D.ポイント会員認証

ポイント取得条件の一環になるが、ポイントカード/ポイントアプリの提示、または会員番号の入力が必要になる。

|E.ポイント取得条件

所謂ユニバーサルポイントの類は、取得条件、取得期間は多いが、特定の条件でのみ取得できるポイントもある。

|F.ポイント還元率

ポイント取得条件の一環になるが、決済額の何%がポイントとして還元されるかを示すもの。ただし、定期不定期にキャンペーンなどが実施されるので、上限値は変動的。下限値(ミニマム)で把握する必要がある。

|G.ポイント有効期間

ポイント利用条件の一環となるが、有効期間が短ければ価値は低く見られる。永久不滅ポイントを除いて、多くは期限付きだが、その期限設定は結構複雑。

|H.ポイント利用条件

ポイントをどのように利用できるか。特定モール限定のものもあれば、ユニバーサルポイントのようにコンビニなど広範なエリアで利用できるものもある。

|X.他ポイント交換性

ポイントを他のポイントと交換できるかどうか。ユニークなポイントの場合は極めて重要な要素となる。交換するポイントは、ユニバーサルポイントか、マイレージなどの。ユニークなポイントから別のユニークなポイントに交換できても有用性は改善しない。


★ポイント普及率

管理アイテムは運営業者が設定するだけのことだが、結果的にどこまで普及しているかも、利用者にとっては大事な要素になる。

(1)発行会員数

会員番号の発行数。会員カード、会員アプリ、会員番号(WEB上)の総数。

発行総数から失効数を減じたものになるが、 紛失数、廃棄数、などもあるため、有効な会員数を把握するのは運営業者にとっても難しい。

(2)利用会員数

一定期間の間の利用会員数。例えば、直近の1年間で、1回以上利用されたポイント会員の総数。この数字を把握するのは運営業者にとっては容易。公表しているかどうかは不明。

 (3)発行ポイント数

単位期間での発行ポイント数。これもポイントの利用度/普及度の目安になる。運営業者の決済響くため管理はされているだろうが、公表されているかどうか不明。

(4)利用ポイント数

単位期間で実際に利用されたポイント数。又はポイントを充当した金額数。

これがポイントの実効普及率を示すものになる。但し、大口利用に偏っていることも考えられるため、利用会員数、平均値、中央値なども併せてみる必要がある。

これらの統計データはポイント普及協会など業界活動があれば期待できるが、各社独自のマーケティング施策の一環と言う側面がある以上、現状では難しいだろう。

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